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macでファイルを削除してもディスクユーティリティにPurgeableと表示されてディスクの使用量が減らないときの対処法

vagrant仮想マシンをたくさん作成していたら、いつのまにかmacbook proのディスク使用量が90%を超えてきたので、不要なvagrantデータを60GBほど削除させました。しかし、df -hで使用量を調べても使用量が減っていません。disk utilityを開いてみてみるとPurgeableというものが表示されていて、df -hの結果は、Purgeableのデータサイズも入れた結果となっているようです。

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少し調べると、Purgeableというのは、MacOS Sierraから導入された機能だそうで、パージ可能だと判断されるファイルは、"必要時に常にダウンロードが可能なもの"だそうです。
support.apple.com

このページを見ると、iCloud Drive, iCould, iTunesのデータなどがPurgeableに該当するそうですが、自分はどれも全然利用していません。。。
support.apple.com

何か別のものがPurgeableのデータとして認識されているのではないかと思い調べて見ると、time machineのローカルにあるsnapshotが、Purgeableのデータとして認識されているのではないかと言っているページにたどり着きました。この現象は、Appleのサポートに聞いても原因がなかなか特定できなかったようです。
forums.developer.apple.com

I simply opened Time Machine Preferences, clicked the Lock Icon to unlock and make changes. Then I unchecked the box next to Back Up Automatically under the TM Icon. Finally I restarted my Mac. When I turned my Mac back on to check the storage all the purgeable data was gone which freed up over 70 GB on my SSD. Afterwards I went back into the TM preferences and rechecked the Back Up Automatically box. After restarting my computer a second time I saw that the purgeable data was still gone.

time machineで直近のバックアップを取った後、上記記載の通りtime machineの設定ページで、"Back Up Automatically"のチェックボックスをまず外してmacを再起動させます。そして、再起動後のmacを見ると確かにPurgeableの領域は減っていました。(ゼロにはなっていないけど、だいぶ減ったのでしばらく様子を見たいと思います。もしかしたら本当にiCloud Drive, iCould, iTunesのデータかもしれない。。)

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再起動後のmacで、再びtime machineの設定ページを開いて"Back Up Automatically"のチェックボックスにチェックを入れてまたmacを再起動してもPurgeableのデータサイズが再び戻っているということはありませんでした。以上、他の困っている人の参考に。