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東京マラソン2019を走ってきました

今日、13年ぶりぐらいにマラソン大会に参加してきました。おそらく、日本では一番有名な大会になっている東京マラソンです。天候はあいにくの雨。後半は服が雨に濡れてすごい寒かったです。

雨の東京マラソンというと、第一回大会を思い出します。僕は直接は見に行かなかったのですがよく覚えています。なぜなら、この時大学の陸上サークルに入っていて、ペースメーカーが足りないからペースメーカーをやって欲しいと依頼されたからです。でも、その時は断ってしまいました。そして、雨の中の第一回大会を見て、断ってよかったなと心から思ったのでした。でも、その後東京マラソンはどんどん有名になって、抽選倍率も上がっていき、ランニングを趣味にする人も増えていき、やっぱり出ておけばよかったなと後悔の念がどんどん大きくなって今回の大会です笑。今回も雨だったので、ある意味第一回大会の代わりを経験です。

手荷物預けを無しにしたので、自宅から走る格好で新宿都庁まで行きました。こういう時、アップルウォッチは財布を持たなくていいのですごい便利ですね。改札もアップルウォッチで通りました。

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スタート前は人でいっぱい

Dブロックからのスタートだったので、トップ選手からは600メートルぐらい後方からスタートします。スタートまで40分ぐらいは雨の中で立った状態でスタートの号砲を待たないといけなかったので、体を揺らしながらスタートを待ちました。スタートの号砲がなっても、人が多いのでしばらくはゆっくりと動きます。1キロぐらい進むと隙間が出来るので、その隙間を縫いながら前に進みました。

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雷門前ではまだ余裕があった

前半の22〜23キロぐらいまでは、キロ4分45秒ペースぐらいで走っていたのですが、後半に大きく失速しました。息は全然苦しくないのですが、雨に濡れてランニング用のタイツが重くなり、足が本当に棒のようになって動きません。キロペースは、5分、5分30秒、6分、6分30秒とどんどん遅くなって、給水所で毎回エネルギーを補給しないと全然前に進めなくなりました。マラソンは30キロを過ぎたぐらいから急に苦しくなるといいますが、今回は20キロ前半ぐらいから足に乳酸が溜まって苦しかったです。前回(といっても13年前だけど)、2時間47分で走った時は、35キロ過ぎから足がちょっと重いかなと感じるぐらいだったので、今回はかなり早い段階から足が重くなってしまいました。やっぱりその頃と練習量が全然違うので、体にも早く負担がきたんですね。

というわけで、ラストの10キロぐらいは本当に辛かったです。前半に追い越したランナーにどんどん抜かれていき、足が全然前に出ません。本当に後半は辛くて、ラスト4キロぐらいはキロ7分ぐらいでしたけど、それでも本当にゴール出来るのか心配でした。残り2キロぐらいでは、左足をつってしまって完走出来るか心配になりましたが、足を伸ばすストレッチをしたらまた走れるようになりました。なんとかゴールした後も、スローでしか歩けなくて、心配したスタッフの人から声をかけられるほどでした笑。ゴールタイムは3時間50分。

今回の東京マラソンは、はっきり言ってある意味拷問みたいな大会でしたが、いまの自分の実力がわかって出場してよかったと思います。沿道の暖かい声援は42.195キロの間、途切れることはなかったし、選手のために食べ物や飲み物を持ってきてくれる人もいて、感動しました。僕も、コーラが飲みたくて、コーラを配っている方から一杯いただきました笑。大会に出て走るのが面白かったので、今度はまた13年後ではなくて、もう少し早い間隔で出たいと思います。


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完走賞のメダル