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宅配サービス生協パルシステムのタベソダのメリットとデメリット

生協パルシステムのタベソダを利用してみたら、食生活が大分改善されたので紹介したいと思います。

www.pal-system.co.jp

生協というと子持ち世帯の家庭で利用されているイメージが強いです。カタログを見ると、主婦向けの服やインテリア、掃除グッズやファミリー向けの保険が紹介されていて、最新PCや腕時計、車は紹介されていません。

自分はどちらかというとイレギュラーなユーザーかもしれませんが、一人暮らしでも利用すると結構便利です。ということで、メリットとデメリットを挙げてみました。

メリット

家に居ながら購入できる

生協パルシステムはタベソダというスマホアプリから注文できるので、冷蔵庫にある食材を確認しながら注文出来ます。スーパーで買い物をすると、たまに冷蔵庫にある食材を被って購入することがあるので、無駄な買い物を減らせます。

家まで配達してくれる

スーパーで3000~4000円分ぐらい購入すれば結構な量となり家まで運ぶのが大変で体力を使ってしまいます。また、週2回ほどスーパーに行く場合、移動時間を含めると1回あたり30分ぐらいかかるので1週間で60分、1ヶ月でおおよそ4時間ぐらい買い物に時間を奪われます。家に配達してもらうことで、体力と時間を節約することができます。

他のネットスーパーと比較すると送料は安め

www.pal-system.co.jp

生協の送料は地域によって異なるようですが、自分の住んでいる神奈川では、

  • 2,000円未満:215円
  • 2,000円以上:165円
  • 5,000円以上:0円

です。

楽天のネットスーパーでは、

  • 5500円未満:330円
  • 5500円以上:0円

イオンのネットスーパーでは(地域によって変動するようなのでうちの場合)、

  • 2000円未満:550円
  • 10000円未満:330円
  • 10000円以上:165円

とかかり、生協の送料は良心的です。買い物に行く手間を考えれば、最高でも215円の送料は大分安くて助かります。自分は時短ごはんセット常備菜セットを毎回注文しているのですが、これだけで5000円を越えるので送料を支払わずに済んでいます。

商品の値段は高くはない

下記のブログでは、商品の値段をイオン・オイシックスらでぃっしゅぼーやで比較しています。ブログにある通り、パルシステムの商品の料金は、オイシックスらでぃっしゅぼーやよりも全体的に安く、イオンと比べても安く販売されている商品もあります。

osechi-tansac.com

安全・安心に配慮した食材が多い

安全・安心な食品を重視して生協を始めたわけではないのですが、安全・安心に配慮した商品が生協は多いです。ほとんどが国産で、外国産の品をあまり見ません。外国産だから危険ということはないと思いますが、品質に配慮されていることが伝わって確かに安心感があります。

段ボールを捨てる必要がない

段ボールで送られてくるサービスは多いですが、パルシステムでは段ボールではなくて発泡スチロールの箱の中に商品を入れて送られてきます。宅配員の方が家まで配送してくれた時に商品を受け取ることができれば、発泡スチロールの箱は配達員の方が持って行ってくれます。Amazon のように、届いた段ボールの処分に時間を取られることがありません。

注文してから届くまでの期間が想像していたよりは短い

パルシステムの場合は、注文を締め切ってから1週間後に届きます。自分の場合は毎週土曜日が締め切りで、次の週の金曜日に届きます。注文を締め切ってから届くまで2週間ぐらいかかるイメージがあったのですが、それは誤解でした。

ミールキットが便利

パルシステムでは、3日分の時短ごはんセット, わが家の常備菜セットといったミールキットを販売しています。このミールキットを利用すれば、毎日の食事でのメニューを考える時間を省略することができます。このミールキットのシステムは、他社と比べて優れているところが多いです。

レシピ表が見やすい

ミールキットのレシピは、インターネット上に公開されています。

www.pal-system.co.jp

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レシピはpdfファイルで提供されているので、A4サイズの紙に印刷できます。

印刷したメニュー

スマホでみればええやんと思うかもしれませんが、紙の方が見やすいのでいつも印刷して料理しています。一体、このメニュー表の何が便利なの?ということで、解説します。

解凍マークがある

メニューを見ると、調理前に解凍しないといけない食材には解凍のマークが付いています。いざ料理をしようとしたら、解凍するのを忘れていたということはよくあるので、解凍マークがあると事前にどれを解凍しておけば良いかわかりやすくて助かります。

家庭的な味付けのメニュー

生協の時短ごはんセットの料理は良くも悪くもあまり背伸びをしないというか、意識の高そうな感じの料理はあまりありません。どちらかと家庭料理という感じで、ほっとする味の料理が多いです。また、冷凍食品を使ったり、すでにカット済みの食材を使って料理するメニューも多いので肩肘を張らずに続けやすいです。

家にある調味料で済む

メニューのご自宅で用意するもののところを見てわかる通り、一般的な家庭なら置いてあることの多い調味料を使って料理を作ることが出来ます。バルサミコ酢とかクミンなど、あまり一般的ではない調味料は用意しなくても大丈夫です。

余る食材がわかる

何の食材が余るのかも記載されているので、余った食材を使って別の料理を作る計画が立てやすいです。

デメリット

配達の曜日を変更できない

パルシステムの配送曜日は基本的に固定です。今週は金曜日に家にいないから木曜日に配送を変更ということは基本的に出来ないようです。

faq.pal-system.co.jp

また、配送の曜日はパルシステム側で決められるので、自分の方で入会時に土曜日が良いと選ぶことは出来ないようです。平日には家に不在の人には不便かもしれません。

配達時間はブレる

パルシステムは配達される曜日はパルシステム側で指定した曜日で固定ですが、配達の時間帯はその回によって変わります。1~2時間早く配達されることもあれば、1~2時間遅くなることもあります。ただし、アプリでどこまで配達が進んでいるのかを把握することは出来るので、アプリを見ているといつ頃配達に来そうか何となく分かります。

受け取れないと発泡スチロールの箱を次回まで保管しないといけない

生協の発泡スチロールの箱を見たことある人は多いと思いますが、配達時に商品を受け取れないと、商品は発泡スチロールの箱にいれられたまま玄関先に置かれます。普通の注文量で発泡スチロールの箱は数個となりかさばるので賃貸の一人暮らしの部屋であまり広くない場合は、発泡スチロールの箱を置くスペースに悩まされるかもしれません。自分は家に発泡スチロールの箱を次回の配達時まで置くのが嫌なので、生協の配達は必ず受け取るようにしています。

パルシステムとタベソダの違いに注意

わかるようになればデメリットでなくなるのですが、生協パルシステムの宅配方法にはパルシステムとタベソダがあるので注意です。パルシステムは紙のカタログから注文するのが主なスタイルで、タベソダはアプリで注文するスタイルになります。タベソダは注文した時のみ手数料がかかったり、カタログが届かなくなるなどの違いがあるのですが、詳しくは公式のページを参照してください。いつも注文するわけではなくて、スマホのアプリを利用することに慣れている方はタベソダで利用するのが良いと思います。

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以上、デメリットもありますが、スーパーに買い物に行く頻度は減り、健康的なごはんを食べられるようになって、生協を利用するメリットは大きいです。

もし興味を持ったら、お試しセットを利用してみて自分に合うかどうか確認してみると良いと思います。

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