FP3級を受けてきました
本日、FP3級を受けてきました。公式の解答を用いた自己採点の結果は、合格。
なぜ、FP3級を受けたのかというと、
- ふるさと納税や米国株の外国税額控除で確定申告するようになってより税金に興味を持つようになった
- 米国の個別株の頻繁に売買するようになって、投資商品や経済についてもっと詳しくなりたい
- 引っ越しや不動産投資を考えていて、不動産について知識を身につけたい
といったわけです。
FP3級は、100時間ほど勉強すれば合格できるとあったので、問題集を1冊メルカリで購入して、今年の1月から1日あたり20分ぐらいのペースで勉強を始めました。問題集を解きながら、興味ある内容をインターネットでより深く調べるという感じです。
みんなが欲しかった! FPの問題集 3級 2020-2021年 (みんなが欲しかった! シリーズ)
- 作者:滝澤 ななみ
- 発売日: 2020/05/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
しかし、4月の中旬ぐらいまで勉強をコツコツとしていて、1日20分だと100日勉強しても33時間(!)の勉強時間なので、受験日までに合格に必要な100時間を確保できない(笑)ことに気づきました。
そこで、4月の下旬から5月の上旬ぐらいまでは1日40分ほど、5月の中旬から受験日前日までは1日2〜3時間、受験日の前日は1日10時間、試験日の当日(笑)は3時間の勉強をして、なんとか100時間ほどの勉強時間を確保して合格できました。
試験日前日の10時間の勉強、実はこれがかなり効いていると思います。FP3級は知っていれば解ける問題が多いのですが、時間が経つと細かい数字を忘れてしまうので、直前に一通りざっと重要な数字は目を通しておくのはとても有効だと感じました。(やっておいて良かった)
FP3級の内容は大きく分けると6分野あって、
- ライフプランニングと試験計画(社会保険、公的年金)
- リスクマネジメント(生命保険、損害保険)
- 金融資産運用(債券、株式、投資信託)
- タックスプランニング(所得税)
- 不動産
- 相続・事業承継(相続税、贈与税)
と構成されています。金融資産運用以外では知らないことも多く、勉強になりました。特に、不動産、贈与・相続の分野は早めに知っておくことで、騙されたり、余計に税金を払うリスクを減らせるのではないかと思います。
実際、FP3級で出てくる話は最近のニュースでも取り上げられており、背景などの理解が深まります。
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次は、財務諸表が読めるように簿記3級を取得したいと思います。